制限なくコンサルティングができる

加藤 健太郎さん

経営戦略コンサルティング本部
シニアマネージャー

2021年入社

Q1

加藤さんがDOLBIXに入社したキッカケを教えてください。

一言で言えば、制限なく自由にコンサルティングができるところが魅力でした。やりたいことができると思いました。
私のコンサルタントとしての経験は長いのですが、比較的大手企業にいたため、さまざまな制限もありました。そのため、コンサルティングという仕事自体は好きだけれど、自由に好きなクライアントのために尽くせないもどかしさがありました。例えば、クライアントへのコンサルティング内容やパートナーアライアンスなどで制約がありました。

そうしたところ、エージェントから、丸紅グループが立ち上げるコンサルティングファームであるDOLBIXを紹介されました。丸紅の事業資産に対してコンサルティングを行い、ゆくゆくはグループ外にも打って出るという点に惹かれ、自分自身で会社の創業期に関わり、事業を成功させたいと思いました。グループ外に打ってでるという観点でも、DOLBIXは丸紅グループでありながら、完全に独立性・中立性を保つようにしていました。

総合商社は、多様な事業を川上から川下まで展開している、いわば業界の縮図とも言える企業です。そうした商社のグループであれば、社会的に意義のある案件にも関われるだろうと期待して入社しました。
入社の決め手になったのは、DOLBIXの立ち上げ期に入れるということです。自分が会社を創り上げられるのは、なかなかないことです。人生の中で仕事の占める時間は長いのですから、その時間で自分が家族や友達にも自慢できるような会社にDOLBIXを育て上げたいと思いました。

Q2

DOLBIXに入社してから、どのような案件を担当されていますか。

私は現在、複数の案件をプロジェクトマネージャーとして回していますが、丸紅グループ以外の企業、丸紅の出資先企業の案件を担当することが多いです。投資先へのコンサルティングとして、あるべき姿に対して具体的なアプローチや、誰が何をすべきかを定義するという、コンサルティングならではの攻め方ができるよう、ご支援しています。

担当している案件のうち、3つ紹介します。
一つ目は、欧米で広く使われている不動産の仲介制度を、日本に導入するという案件です。欧米と日本では法律的な違いがあるため、不動産を仲介するエージェントがどうすれば日本の仲介不動産会社に比べてメリットがでるか、働きやすくなるか、そのためにエンドユーザーとの接点を強化できるかなどの検討をクライアントと一緒に行い、テクノロジーを活用した業務の効率化を推進しています。これは従来の仲介不動産制度のビジネスモデルとは異なった点を推進する点が非常に面白い案件です。

二つ目は、ある第一次産業全体の改革につながる案件です。第一次産業においては少子高齢化や労働環境の集約化などの多くの課題が多くありますが、その産業の団体においてリモートを活用した経営指導や、所謂職人的なナレッジを集約して後継者への伝達を行い、将来的にも日本の産業およびそれらを担う方々、ひいては私たち自身の生活も永続的に豊かなものにしていくという案件です。コンサルティングの段階としては、単年度で解決できる領域ではないため長期的な視野で、さまざまな関係者へのインタビューを通じて実証実験を行おうとしているところです。先にも申しましたが、長期的に日本を担う産業へ支援ができるといった、とても魅力的な案件です。

三つ目は、親会社から独立したばかりの会社に対して、攻めとしてのあるべきシステム全体像や、守りとしての各種セキュリティなどの全体ガバナンスの方向性を定めるといった案件です。単純にこうあるべきだ、だけではなく投資対効果を考慮しながら全体のロードマップを策定しています。結果的に当初クライアントが想定していた投資よりも大きな効果を算出することができ、継続的なご支援をさせていただくところです。

他にも、昔からある業界のサプライチェーンを、DXと合弁会社設立により効率化するような案件も手掛けています。
どの案件も、クライアントとの新しいビジネスモデルの確立や事業推進、社会貢献など、世の中へのインパクトのあるものばかりであり、クライアントの方や丸紅グループの関係者からも継続的に相談を受けるなど、やり甲斐を感じる場面が多くあります。

Q3

DOLBIXに入社されて、どのような点が良かったですか。

複数の案件をプロジェクトマネージャーとして進める中で、理想の働き方がバッチリできているところです。会社の立ち上げ時期ですので、働きやすさも追求したルール策定も、タスクフォースなどを通じて推進しています。また、DOLBIXは現時点で中途入社が多く、さまざまなバックグラウンドやスキルを持ったメンバーが一同にDOLBIXを良い会社にするために職位関係なく議論できるところです。
このやり方は、DOLBIXオリジナルのとても良い文化、働き方をみんなで作っていけると確信しています。自分が自慢できるような会社になることを期待しています。

コンサルタントとしては、通常のコンサルティング会社ではなかなか担当できなかったような案件に関われること、例えば、丸紅の事業資産を活かしながら、丸紅グループとともに一緒に社会的意義のある案件にチャレンジできる点が嬉しいです。それは、難しいところでもありますが、結果的にクライアント、社会、丸紅、そしてDOLBIXに対して全てに貢献できることは素晴らしいと感じています。
あと、現在DOLBIXの組織的には私の所属するビジネス&テクノロジー戦略コンサルティング本部と経営戦略コンサルティング本部という二部体制にわけてはおりますが、プロジェクトや組織作り、社内勉強会においても有機的な融合を実現しています。これは、他社ではなかなか実現しがたいことであると考えています。

Q4

DOLBIXへの入社をご検討されている方へのメッセージをお願いします。

DOLBIXのミッションは「社会基盤を革新し、より豊かな世界を構築する」というものです。なので、クライアントに寄り添ってクライアントと一緒に新たなビジネスを創出していきたい!といった、チャレンジ精神のある人に来てほしいです。また、創業したばかりの会社であり、働きやすい環境を自分たちで作っていく必要があります。そこに興味をもって、みんなで良い会社にしていくんだ、という思いのある人に来てほしいです。
スキル面では、コンサルティングや業務・テクノロジーのスキルはもちろんのことながら、データドリブン経営など、データに関するリテラシーのある人は大歓迎です。

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