クリーンエネルギー/再生可能エネルギー
クリーンエネルギー/再生可能エネルギー
クリーンエネルギーとは、ライフサイクル全体で温室効果ガスや大気汚染物質の排出がゼロまたは非常に少ないエネルギーのことを指す。地球環境への負荷が低いことから、気候変動対策の重要な選択肢として世界的に注目されている。クリーンエネルギーの種類として、再生可能エネルギーである太陽光、風力、地熱、水力などが含まれるほか、発電時にCO2を排出しないという点から、原子力をクリーンエネルギーに分類するなど、定義は文脈により異なる。
クリーンエネルギーは温室効果ガスの排出を大幅に削減し、地球温暖化の進行を抑制する効果が期待できるほか、大気汚染物質の排出も少ないため、クリーンな大気環境の維持にも貢献する。
一方、再生可能エネルギーは、自然界の現象から生成、存在し、利用しても短期間で再生され、枯渇する心配がない永続的に利用できるエネルギー資源を指す。太陽光や風力、地熱、水力、バイオマス(動植物由来の再利用可能な有機性の資源)などを含む(バイオマスや一部の水力は条件により温室効果ガスや環境影響が相対的に大きい場合があり、必ずしも「クリーン」とは限らない)。
クリーンエネルギーと再生可能エネルギーの違いとして、エネルギーを分類する際の視点が異なる。クリーンエネルギーは「環境への影響(温室効果ガスなどの排出量)」という視点、再生可能エネルギーは「資源の枯渇性(永続的に利用できるか)」という視点で分類できる。例えば、原子力発電はクリーンエネルギーに分類される考え方があるものの、燃料であるウランは有限であるため、再生可能エネルギーには分類されない。
