SDGs/ESG

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SDGs(持続可能な開発目標)とは、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標。貧困、不平等、気候変動など、地球規模の課題解決のために、17の目標と169のターゲットで構成される。2015年9月にニューヨークの国連本部で開催された「国連持続可能な開発サミット」にて採択された。策定後10年が経過し、気候変動対策、貧困削減、ジェンダー平等などの目標達成の遅れ、気候変動の激甚化、地政学リスクの増大、デジタル技術の急速な発展など、新たな課題が指摘されている。

対してESGは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの観点から企業の持続可能性を評価するという概念。投資家はESG評価を参考に投資判断を行い、企業はESG経営を通じて長期的な成長と社会的責任の両立を目指すことができる。一方で、実態と乖離した「グリーンウォッシュ」や、評価の基準が標準化されていない点、中小企業の対応といった課題も表層化している。

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